山本健一

創造的に仕事をしなさい。挑戦的に仕事をしなさい。そしてネバーギブアップ。これこそがロータリースピリットだ。

眉間の傷は男の勲章。背中の傷は男の恥だ。

インスピレーションは確かに人間の特権だが、誰でもいつでも生まれるものではない。考えに考え、あらゆる事を試み、ギリギリのところまで自分を追い込む努力をした人間にだけ与えられるのだ。

部下が付いてくるかどうかは、リーダーが苦しんだ量に比例する。

開発の過程には、筆舌に尽くせぬ幾つかの困難があった。しかし、未来に生きる者は過去の苦労を忘れる。ロータリーエンジンは今からのエンジンであり、未来に生きる新製品である。経営者も技術者も過去の苦難を思い出す余裕もなく、ただひたすらに未来の夢に情熱を更に燃え立たせている。

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