監視プログラム<PRISM>の名前の由来

PRISM(プリズム)とは、アメリカ国家安全保障局(NSA)が2007年から運営する、極秘の通信監視プログラムである。正式名称はUS-984XN。エドワード・スノーデンがその存在と危険性を2013年に暴露して大騒ぎになった。

NSAの説明パワポとみられる資料がネットに転がっている。内容は何となく直感でわかると思うが5枚目の情報収集項目の一番下に「Special Request」と太字で強調されている。これは情報蒐集先の主要ネットサービス運営会社から欲しい情報をNSAからリクエストできる事を指している。

殆どの人は自分自身を情報価値が無いと思っていて「蒐集したければすればすればいい」と考えているだろう。でもここまで深く監視っていうのだろうかチェックされる仕組みがあるのはちょっと気持ち悪い。

でそもそも何でプリズムっていうのか日本でネット黎明期から活躍している先生に訊いてみた。

すると「プリズムっていうのはデータに横から光を当ててスペクトラム分析する技術だよ。光っていうのはもちろん物理的な光では無いけれども異常に効率的にデータ解析できる非常にヤバい技術だ。これは秘密だけれどもグーグルの社内インフラを抜いた事もあるんだぞ。」との事。

なるほど。これが2014年の話しなので現在はAIが重ねられて関連付けが更に進んでいるだろうから人のスコア化はもう達成されているだろう。これらデータは企業が異常に欲しがる。良い顧客は知識社会での勝者なので彼らには益々良い情報が集まり益々富んでいく。この傾向は2030年くらいまで続くだろう。

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