陰謀論を語る人

鳩山由紀夫が陰謀論をブチかましている

で愚にもつかぬという事なのだが実はワタクシもかつてそうであった。

どのくらいかというと当時学芸大学に住んでいたのだが駅前の恭文堂という本屋の書棚

を作ってしまうくらい買い込んでいた。つまり陰謀論の本ってかなりとんでもないモノが多くて

アマゾンでついポチってしまうと本当にヤバいヤツ(例:アプ星人との会話、私が出会った宇宙人たち、みたいな)がきちゃう。

だから実際手にとって目次をみないとマジで金の無駄になる。

なので「我こそは陰謀論を極める孤高の魂の戦士だっ」というモードになっていたワタクシはその書店を拠点に陰謀本を買いまくった。

注文もするし書店のシステムってその店の売れ線を勝手に中継ぎがジャッジしてドンドン送り込んでくるのであっというまに縦に一棚

できてしまった。というかワタクシが他の書店に言ってマーケティングして「学芸大学に日本一の陰謀書棚を作ってやるっ俺は魂の戦士なりっ」

ということにいつの間にかなってしまっていたのだから努力は当然報われる。

そして仲間には「いいか、36万年前にアヌンナキが人間を作ったんだよっそしてそのアヌンナキ達の一族は

いまも俺たちを支配しているんだぞ」とかマジ顔で言っていた。結局200数冊の本が自宅の書棚に並ぶ。

ちょっとアタマがこわれていたのだろう。

そしてあらゆるジャンルの陰謀論を読み解いて読み抜いてある日気が付いた。

陰謀論は一つの事柄を非常に論理的なピラミッド構造を作ってそれを複数用意する。

そこにメインの陰謀テーマ例えば「明治天皇はすり替わっていた」という大事な部分にブリッジをかける時に根拠が全くないか著者の100%思い込みか

どちらかなのだ。それに気が付いてからはかなり世界は整理された。

でも自己の世界を眺める視点が幼すぎてよりオバケのようなもの縋り付きたくなる陰謀論者の気持ちは良くわかる。

鳩山由紀夫よ、もっと陰謀論に触れろ。お前はまだ足りない。ところでお前首相だったみたいなだな。VIVA!日本国民!

とはいえマクナマラ回顧録はホンモノだったし昨今の遺伝子解析技術革命的進歩により松重楊江ももしかしたらホンモノになるかもしれないので

この世界はKEEP WATCHINGなんだな。

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