ワールドカップの煽り構造に思うこと

W杯、日本の戦いが終わりました。ベルギーのルカクみたいなドアのサイズのヤツが100m11秒くらいのスピードでドリブルしてくるところをディフェンスするのですから大変です。普通人は跳ね飛ばされて死んでしまうところを日本代表は互角に戦い抜きました。最後に大きな差が出て敗退しました。ですが日本代表はものすごく学んだと思います。

その中で、前に朝日新聞はなぜこうなのか?にまとめたような、マスコミの煽りが発生しチト違和感を予選のポーランド戦の時感じました。

予選敗退が決まっていてかつ初白星を得られるポーランドは無理矢理ボールを奪ったりこれ以上リスクを犯してまで点を取りにはこないだろう、そしてセネガルは守備モードのコロンビアからは得点出来ないだろう→おい、ボールを回せ→前線で全てを預かる戦闘指揮官として最高の選択をしたと思いました。

ところが翌日、「日本らしくない戦い方だ、そんなんでいいのか?情けない、もう応援しない。なんでもっと全力でぶつからないんだ!激おこ!」みたいな流れがボワーッと巻き起こりました。これって縦軸を「Aスポーツを真剣にやっている(た)人」「Bそうでない人」横軸を「Cサッカーを良く知っている人」「Dそうでない人」に分けるとAとC、BとCのマトリクスにいる人は割合肯定的な意見が多かった。

そしてAとD、BとDのマトリクスにいる人は否定的な意見が多くて特にAとDの人が激おこしていたような気がします。それにBとDが引き摺られていくみたいな。

これをですね、縦軸「E仕事を真剣にやっている(た)人」「Fそうでない人」にして横軸を「G戦争(技術・知識として)を良く知っている人」「Hそうでない人」としすると多分同じ事が起きるんだと思います。いつの世も、BとDやFとHのマトリクスにいる人が大半なので最終的に引き摺られて行くのだと思いますが、問題はAとD、EとHのマトリクスにいる人たちなのです。

この手の人達はコメンテーターとか司会者とかキャスターとかいう仕事についている場合が多いです。実際ポーランド戦の時、否定的な発言をしていました。こういう人達には本当に気をつけましょう。世の中のインタレストに逆行する危ない人達です。

そして私達も普段から正しい知識を持つ努力をしていきましょう。

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